ストーリー:
「ヴェリズモ(Verismo)」とは19世紀末のイタリアで興った文学運動で、「現実主義」と訳される。それまでに主流であったワーグナーのオペラの様に 神話や伝説を扱い誇張された話では無く、現実の日常生活をそのまま捉え、その断面を赤裸々且つ簡潔に表現しようとしたものである。 マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ:田舎騎士道」は、正にヴェリズモ・オペラの先駆けであり代表作のひとつとされる。
シチリア島のとある村での出来事、退役軍人の青年トゥリッドゥと彼を取り巻く男女の愛憎の物語。 彼はかつての恋人ローラが服役中に馬車屋アルフィオと結婚してしまったことに落胆、村の若い娘サントゥツァに慰めを見出すが、昔の愛の炎は死んではいなかった。 燻っていた噂と疑念、そして憤慨と復讐が、最終的に復活祭の日に燃え上がる。 このオペラは、トゥリッドウの母で村の居酒屋の女主人ルチアのもとに届く知らせ−息子がアルフィオとの決闘で死んだ−による驚愕と絶望で終演となる。
指揮者:井村 誠貴
演出:岩田 達宗
キャスト:
サントゥッツア 貞清 直美 / ルチア 栗木 充代 / ローラ 小西 潤子 / トゥリッドウ 清水 徹太郎 / アルフィオ 井原 秀人
合唱:神戸市混声合唱団
演奏:神戸市室内合奏団